三島囃子の夏祭りに、領内に住む若者達によって演奏されていた祭り囃子で、現在は三島囃子保存会に伝承されている。この囃子は、大太鼓、小太鼓、笛、摺鉦が使用される「しゃぎり」と、摺鉦のかわりに鼓、三味線が使われる「はやし」により構成される。「しゃぎり」は江戸の葛西囃子の系統をひくものと考えられるが、「はやし」は天文年間(1532~1554)に三嶋大社舞々役、幸若与惣太夫が創曲したものと伝えられている。県東部地域の祭り囃子の主流の一つであり、周辺地域への影響も大であった。
三島囃子(みしまばやし)
三島市
県指定
三島囃子保存会
8月15日 〜 8月17日
三島大社前ほか(三島市大宮町ほか)
三島囃子の夏祭りに、領内に住む若者達によって演奏されていた祭り囃子で、現在は三島囃子保存会に伝承されている。この囃子は、大太鼓、小太鼓、笛、摺鉦が使用される「しゃぎり」と、摺鉦のかわりに鼓、三味線が使われる「はやし」により構成される。「しゃぎり」は江戸の葛西囃子の系統をひくものと考えられるが、「はやし」は天文年間(1532~1554)に三嶋大社舞々役、幸若与惣太夫が創曲したものと伝えられている。県東部地域の祭り囃子の主流の一つであり、周辺地域への影響も大であった。