妻良の盆踊りは、古くは「白井権八」などの口説きによって踊られたが、近年では口説きは失われ、「妻良の波止場にいかりをおろし投げたともずなあの娘が結ぶ、沖はやらずの風が吹く」などと甚句系の踊りが主流となっている。海岸に櫓を組み、そこから四方へはり渡した網には大漁旗を吊るして、いかにも海辺の村の盆踊りという味を出している。土地の言い伝えではこの踊りを伝えたのは江戸歌舞伎の下座役者であった藤地助右衛門で、故郷の岩科(現松崎町)に帰郷した際、妻良の助成と知り合って婿入りし、この踊りを伝えたという。(出典:「ふるさと静岡県文化財写真集」4)
妻良のぼんおどり(めらのぼんおどり)
南伊豆町
県指定
妻良のぼんおどり保存会
8月未定
妻良の浜(南伊豆町妻良)
https://www.minami-izu.jp
妻良の盆踊りは、古くは「白井権八」などの口説きによって踊られたが、近年では口説きは失われ、「妻良の波止場にいかりをおろし投げたともずなあの娘が結ぶ、沖はやらずの風が吹く」などと甚句系の踊りが主流となっている。海岸に櫓を組み、そこから四方へはり渡した網には大漁旗を吊るして、いかにも海辺の村の盆踊りという味を出している。土地の言い伝えではこの踊りを伝えたのは江戸歌舞伎の下座役者であった藤地助右衛門で、故郷の岩科(現松崎町)に帰郷した際、妻良の助成と知り合って婿入りし、この踊りを伝えたという。(出典:「ふるさと静岡県文化財写真集」4)