池宮神社に伝わる神事であり、伝説によれば、法然が皇円の供養のためにお櫃に納めたのが始まりであるという。例年秋の彼岸の中日とその翌日に行われる。 奉仕にあたる町内の若者は、当日に先立って一週間、特別のこもり屋で別火生活を送り、遠州灘の海水、近くの湧き水で心身を清め、精進に努める。当日は、神社境内の桜ヶ池において、神船1隻が幣束と五色の吹流しを軸先に立てて漕ぎ出し、奉仕の若者は、赤飯をつめたお櫃を、池の東北岸の斎庭(さいてい)より池の中心部まで奉持して泳ぎ、順次水底に押し込むように沈める。 全国的にも例がない、珍しい行事であり、当日は、東海・北陸地区を中心に県外からの見学者も多い。
桜ヶ池のお櫃納め(さくらがいけのおひつおさめ)
御前崎市
県指定
桜ヶ池お櫃納め保存会
9月22日
池宮神社(御前崎市佐倉5162)
https://www.city.omaezaki.shizuoka.jp
秋の彼岸に開催
池宮神社に伝わる神事であり、伝説によれば、法然が皇円の供養のためにお櫃に納めたのが始まりであるという。例年秋の彼岸の中日とその翌日に行われる。
奉仕にあたる町内の若者は、当日に先立って一週間、特別のこもり屋で別火生活を送り、遠州灘の海水、近くの湧き水で心身を清め、精進に努める。当日は、神社境内の桜ヶ池において、神船1隻が幣束と五色の吹流しを軸先に立てて漕ぎ出し、奉仕の若者は、赤飯をつめたお櫃を、池の東北岸の斎庭(さいてい)より池の中心部まで奉持して泳ぎ、順次水底に押し込むように沈める。
全国的にも例がない、珍しい行事であり、当日は、東海・北陸地区を中心に県外からの見学者も多い。