大江八幡神社の御船行事

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毎年8月15日、大江八幡神社の祭礼に併せて行われるもので、船若と呼ばれる青年達が菱垣廻船、樽廻船の模型を操り、柱起し、帆上げの操船儀式を行い、神行行列の先頭を練り歩く。木遣歌と口説き唄が歌われ、唄や掛け声に併せて柱起しや帆上げが行われる。練り行事では随所で唄に併せて4人の若者が荒波に立ち向かう船の姿を現すように舳先と艫を交互に立てる仕草を繰り返す。
わが国の各地には神幸行事に際して、神霊の乗り物または風流の作り物として実物の船や模型の船、船形の山車などを曳き回す行事が数多く見られるが、その中でも、静岡県下の遠江地方の相良・榛原町内4箇所にはこのような特色ある御船行事が伝承されている。
本件は、江戸時代中頃に相良湊の回線問屋たちによって始められたと考えられるもので、行事を構成する諸要素も豊富であり、この地方の御船行事の典型例として貴重なものである。

名称

大江八幡神社の御船行事
(おおえはちまんじんじゃのおふねぎょうじ)

エリア

牧之原市

指定区分

国指定

保護団体

大江氏子会

開催日程

9月中旬

開催場所

大江八幡宮(牧之原市大江1606)

その他備考

例年8月14・15日に開催

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