女河八幡宮例大祭神事

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本神事は、例大祭当日の本殿祭式と特殊神事と呼ばれている儀礼群からなる。特に特殊神事は「巫女卜」「十列児」「神の的」「神楽」「的場定め」「流鏑馬」「種蒔」「相撲」といった個性的で注目すべき儀礼から構成される。
本神事は、「巫女卜」「十列児」「流鏑馬」などに春日大社・春日若宮おん祭りの風流行列の影響が見られる。また、特殊神事の運営組織である「宮座当番」の呼称や宮座当番の活動拠点である庁屋など、近畿地方の文化的影響が見られる。
一方で、「種蒔」の中に見られる畝作り・種蒔・土掛け、「相撲」の中に見られる盛装・座位の手合わせを勝敗なしで納めること、神事儀礼の最後に行われる「へいじ瓶と直会」などは本神事の本質が農耕儀礼であることを示している。しかもその中で当年の収穫感謝と翌年の農耕予祝が重層的に祈り祝われている。静岡県を含む東海地方の社寺では新春の稲作予祝型田遊びが多く伝えられているが、収穫感謝から予祝へと連結する当社の神事は他に例のない重要な型といえる。

名称

女河八幡宮例大祭神事
(めがわはちまんぐうれいたいさいしんじ)

エリア

湖西市

指定区分

県指定

保護団体

女河八幡宮氏子会

開催日程

10月13日

開催場所

女河八幡宮(湖西市新所)

その他備考

10月第二週土・日曜日に開催

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