芸能で使われる素朴な仮面が伝わり、翁、松かげ、仏、おうな、女郎、猿、馬など13面がある。いずれも白い顔料で化粧され、口をとがらせたうそぶき面、歯を出して笑う面などは、定型化されていない民俗芸能の仮面の面白味をよく伝えている。 イナムラの舞は太鼓に乗って、キネを次第に天井に向かって差し上げ、イナムラの成長を表現する。川名ひよんどりのイナムラとはまた異なる演出で、見る側にイナムラのボリュームを想像させようとするものであろう。(出典:「ふるさと静岡県文化財写真集」4)
遠江のひよんどりとおくない 懐山のおくない(とおとうみのひよんどりとおくない ふところやまのおくない)
浜松市
国指定
懐山のおくない保存会
1月3日
泰蔵院(浜松市天竜区懐山)
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/bunkazai/shitei/tenryu/tenryu/okunai.html
芸能で使われる素朴な仮面が伝わり、翁、松かげ、仏、おうな、女郎、猿、馬など13面がある。いずれも白い顔料で化粧され、口をとがらせたうそぶき面、歯を出して笑う面などは、定型化されていない民俗芸能の仮面の面白味をよく伝えている。
イナムラの舞は太鼓に乗って、キネを次第に天井に向かって差し上げ、イナムラの成長を表現する。川名ひよんどりのイナムラとはまた異なる演出で、見る側にイナムラのボリュームを想像させようとするものであろう。(出典:「ふるさと静岡県文化財写真集」4)