遠江の国の一ノ宮小国神社の田遊びは、社家神人より伝えられてきた。田遊びは舞楽を行う舞楽殿で行われ、大太鼓を田と見立てて演目は進行する。苗讃(なえぼめ)では牛王宝印を持つ者が賛辞を唱え牛役の者と太鼓を回る。鳥追は柳の小枝でもって太鼓の上においた桶を撃ちながら詞章を唱える。田遊びの前後に演じられるはずの呪師芸がまったくないが、元来そうだったものか、途中から消失せられたのか・・・田遊びの素形を知る上でなかなか問題を投げかける。(出典:「ふるさと静岡県文化財写真集」4)
小国神社の田遊び(おぐにじんじゃのたあそび)
森町
県指定
小國神社田遊び神事保存会
1月3日
小國神社(森町一宮)
遠江の国の一ノ宮小国神社の田遊びは、社家神人より伝えられてきた。田遊びは舞楽を行う舞楽殿で行われ、大太鼓を田と見立てて演目は進行する。苗讃(なえぼめ)では牛王宝印を持つ者が賛辞を唱え牛役の者と太鼓を回る。鳥追は柳の小枝でもって太鼓の上においた桶を撃ちながら詞章を唱える。田遊びの前後に演じられるはずの呪師芸がまったくないが、元来そうだったものか、途中から消失せられたのか・・・田遊びの素形を知る上でなかなか問題を投げかける。(出典:「ふるさと静岡県文化財写真集」4)