三社祭礼囃子

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正徳年間より始まり享保年間には盛大となり、大間、屋台下、バカ囃子、正伝、鎌倉、四丁目の曲があり、今に正調で行われている。おかめ、ひょっとこの面をかむって踊る手古舞がつく。
三熊野神社大祭に附け祭りとして神輿渡御に従う13台のネリは、「一本柱万燈型」として分類される屋台で、江戸の三大祭、天下祭りとして知られた神田明神・日枝三王社・深川富岡八幡などの祭礼に明治以前まで曳かれていたネリと同型のもので、本家江戸に今はないだけに貴重なものといえよう。
またネリで演奏される恩曲も江戸の天下祭り、とりわけ深川富岡八幡の祭礼囃子の流れをくみ、「大間」「屋台下」「昇殿」「鎌倉」「四丁目」「馬鹿囃子」の曲がある。大間と屋台下は道行の曲、昇殿・鎌倉・四丁目は役太鼓などとも呼ばれ神社拝殿前で奏される。ネリを神社に練りこむときやネリとネリがすれちがうときは馬鹿囃子が奏される。(出典:「ふるさと静岡県文化財写真集」4)

名称

三社祭礼囃子
(さんじゃさいれいばやし)

エリア

掛川市

指定区分

県指定

保護団体

三社祭礼囃子保存会

開催日程

4月5日 〜 4月7日

開催場所

三熊野神社ほか(掛川市西大淵ほか)

その他備考

4月第一土・日曜日に開催

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