静岡県文化財ポータルサイトレガシズについて

文化財とは、わが国の長い歴史のなかで生まれ、育まれ、今日まで伝えられてきた、貴重な国民的財産です。
国では文化財保護法に基づいて、重要なものを国宝・重要文化財・史跡・名勝・天然記念物などとして指定・選定・登録し、次世代に伝えるために保存修理や活用などに取り組んでいます。

当サイトは、静岡県の文化財の様々な情報を発信するポータルサイトです。
愛称「レガシズ」は、英語の「レガシー（legacy = 遺産・財産・受け継いだもの）」と、静岡県の「シズ」から付けられました。

静岡県の指定文化財について

県内には文化財保護法や県や市町の条例に基づき、保存と活用を図っている文化財があります。

有形文化財	歴史上・芸術上価値が高い、建造物、美術工芸品（絵画・彫刻・工芸品等）。
無形文化財	演劇・音楽・工芸技術といった形がないもの。「人間のわざ」そのものであり、歴史上・芸術上価値が高いもの。
民俗文化財	地域の人々が作り上げ、伝えてきた文化財で、人々の暮らしの移り変わりを理解するために欠かせないもの。
記念物	史跡（古墳・城跡など）、名勝（庭園・景勝地など）、天然記念物（動物・植物など）などで、歴史上・芸術上・鑑賞上の価値が高いもの。
文化的景観	地域における人々の生活または生業や地域の風土によってつくられた景観地で、生活や生業の理解に欠かせないもの（※選定されたものは県内にはありません）
伝統的建造物群	周囲の環境と一体をなして歴史的な趣を形成している伝統的な建造物群で価値が高いもの。

（国・県・市町）指定文化財	地域の歴史や文化等において重要な価値があり、将来に向けて保護する必要があることから、指定された文化財のこと。
（国）登録文化財	未指定であっても地域にとって価値のあるものを、活用しながら保護していくために、登録台帳へ掲載された文化財のこと。