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レガシズ×3D

みんなでつくる静岡県の
文化財デジタルミュージアム

木造毘沙門天立像  もくぞうびしゃもんてんりゅうぞう

応賀寺/湖西市新居町中之郷

像高41.5cm、針葉樹材(カヤか)、寄木造、玉眼、鎌倉時代(10~11世紀)
小ぶりな像ですが、獅噛の腰帯など細かい彫刻と彩色、漆箔が認められます。吊り上がった目の引き締まった形相で、邪鬼を踏む姿は前傾になり、腕やたなびく衣の造作も躍動感があります。
像内からは、「長者妙相夢想造立記」という文書が発見されており、その記載によると、妙相という僧が毘沙門天立像を寄進したことがわかり、文永七年(1270)の年号も記されています。
左手には三叉戟を持ちますが、3Ⅾデータでは除いています。
(2024年度作成、sfm、LS0050)

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愛称「レガシズ」は、英語の「レガシー(legacy=遺産・財産・受け継いだもの)」と、静岡県の「シズ」から付けられました。
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