賤機山古墳の家形石棺 しずはたやまこふんのいえがたせっかん
静岡市
賤機山古墳は国指定の史跡で、静岡平野の中心部に突き出た丘陵の南端に立地しています。昭和24年(1949)の発掘調査により、直径約32mの円墳で、巨大な横穴式石室に家形石棺が置かれていることが明らかになりました。さらに、平成3年から保存整備目的の発掘調査も行われました。畿内の王墓に類似する石室や石棺があり、多くの土器や武具、馬具など質・量ともに豊富な副葬品が出土していることから、6世紀後半における駿河地域の最有力首長墓であると評価されています。
(Sketchfab nonakaの3Dモデル)
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