木造四面女神坐像 もくぞうしめんじょしんざぞう
茶畑浅間神社/裾野市へ寄託
像高23.1cm、針葉樹材、一木造、平安時代(11~12世紀)
4方向に顔のある女神の坐像です。4つの顔はいずれも穏やかな円満な表情をしており、衣の下では両手を胸の前に置き、両膝を屈した状態で座っています。
全体を一木からつくっていて、内刳りもありません。表面は彩色のない素地とし、頭髪や眉、目の輪郭、衣文、胸前に持つ宝珠などを墨で描いています。
(2025年10月作成、田村隆太郎、sfm、LS0056)
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