木造文殊菩薩坐像 もくぞうもんじゅぼさつざぞう
鉄舟寺/静岡市清水区村松
像高57.9cm、針葉樹材、寄木造、彫眼、平安時代(12世紀)
丸く頬の張った顔立ちや誇張のない体の肉取り、浅めの衣文など、平安時代後期の定朝様を踏襲した作風がうかがえます。一方、目尻がややつり上がり引き締まった表情であることや、胴部を細く絞った肉身表現は、鎌倉時代の彫刻に通じる要素として認めることができます。胎内からは、鎌倉時代の修理銘と納入品が発見されています。納入品は、仏を表わした種字(梵字)が1万字書かれた巻子です。
右手には剣を持ちますが、現在のものは後の時代に代えられたものであるため、今回の3D化では外しました。左手の経巻については、外すことが難しかったため3D化されています。また、像底に設けられている蓋は外して3D化しています。
(2025年度作成、sfm、LS0061)
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