木造十二神将立像 辰神将立像 もくぞうじゅうにしんしょうりゅうぞう しんしんしょうりゅうぞう
函南町/かんなみ仏の里美術館
像高94.0cm、割矧造、玉眼、鎌倉時代(13世紀)
この十二神将立像は、12体が大きさや造形など違和感なく並びますが、その制作は鎌倉時代から江戸時代までの時代幅が認められています。欠失した像を補充してきたものと考えられており、美術館では時代による体躯の凹凸などの違いを観察できます。本像は、建治3年(1277)銘のある亥神将立像と同じ特徴の胸甲を持つなど、同じ頃の制作と評価されています。
(2024年度作成、sfm、LS0036)
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