木造阿弥陀如来坐像 もくぞうあみだにょらいざぞう
函南町/かんなみ仏の里美術館
像高89.1cm、ヒノキ材、割矧造、玉眼、鎌倉時代(12世紀末頃)
「大仏師実慶」の墨書銘が首枘内面にあり、運慶に協力した有力な仏師実慶により造立されたことがわかっています。鼻筋がとおり頬が強く張る顔立ち、抑揚のある体躯、深い衣文など、運慶一派(慶派)の特徴を示しています。漆箔が施され、背や耳などに金がのこっています。
当初のものとされる台座と一緒に3Dデータ化しました。
(2024年度作成、sfm、LS0028)
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