【新公開資料】旧見付学校附磐田文庫
旧見付学校は、明治5年(1872)の学制発布をうけ、明治7年(1874)10月に着工、翌年(1875)7月に落成した、現存する日本最古の木造擬洋風小学校校舎です。落成した校舎は、基礎石垣の上に洋風木造2階建、屋上に2層の楼を重ねた1棟で、玄関にはエンタシス式の柱を配し、外壁面は漆喰塗り、床板は斜張りとし、内部は中央階段とし、その左右に教室を設けました。明治16年(1883)8月には、2階の天井裏を改造して3階を増築しています。現在は教育資料館として、教育関係の資料を中心に展示しています。
かつては、最上階に「伝酒井の太鼓」が置かれ、時を告げていました。伝酒井の太鼓は三方原の合戦の際、浜松城で酒井忠次が打ち鳴らしたと伝えられる太鼓です。
旧見付学校の北側には、遠江国総社である淡海國玉神社の神官であった大久保忠尚が元治元年(1864)に創建した磐田文庫があります。磐田文庫は今の図書館のような存在で、一般にも開放されました。旧見付学校についても、学制発布の当初に近くの寺院を仮校舎として開校した後に、淡海國玉神社の神官らが神社の境内地を寄付・提供したことで現在の場所に建設されたという関係があります。
ここに公開する3Dは、令和6年度に文化財3Dセミナーの実施にあわせて、株式会社内田建設にお願いして計測された3次元点群データをもとに公開用にしたものです。
【公開している3Dは、計測したデータから圧縮(軽量化)していますが、いずれも200MBに近いデータ量になっています。閲覧する際には御注意ください。】
【2026年10月に新たに公開した文化財の3Dです。11月下旬には常設の展示室に再配置します。】


